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アジアの風だより 第104話

列車でラオスへ

タイとラオスの国境にはメコン川が流れています。ここには現在4本の橋が架けられていますが、そのうちの1本、イサーン北部ノーンカーイに架けられているタイ=ラオス友好橋には線路が通され、列車で行き来することができます。

タイ側の始発はノーンカーイ駅から出ます。出発は午前と午後の1日2本で、同じ数だけラオス側から戻ってきます。つまり1日2往復の運行しかありません。

列車は基本的に2両編成になっています。国際列車にしては寂しいですが、客の数はさらに寂しく、これでも満席になりません。乗客のほとんどは外国人で、地元の人の数は数人程度。鉄道よりバスのほうが便利なので、みんなそちらを利用してしまうのです。

途中で国境を越えるので出国手続きが必要です。その手続きはノーンカーイ駅ホーム上の窓口で行います。乗客の手続きがすべて終わったのを確認してから出発しますので、あわてる必要はありません。

準備が整うと出発です。長い傾斜路を登って右に曲がると、そこから橋の上になります。タイ=ラオス友好橋は車と列車の兼用橋で、列車が通行するときは封鎖され、鉄道専用となります。渡っている時間はほんの数分ですので景色を見逃さないようにしてください。

橋を渡るとラオス領内に入ります。景色もガラッと変わってこちらは一気に田舎の雰囲気。人も民家もほとんど見えない寂しい場所に来たなと思ったら、そこが終点のターナレーン駅です。ノーンカーイ駅を出てから時間にして10分もたっていないでしょう。この国際列車は中間の駅がないので、出発したとたんに終点となります。

ラオスの入国手続きもこのホーム上で行います。駅の周辺には町も村もありません。首都ヴィエン・チャンはこの西約20キロほど先にあり、ここからはタクシーでの移動となります。地元の人たちがこの鉄道を利用しない理由が、ここまで来ればよくわかることでしょう。

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●国名: タイ
●都市名: ノーンカーイ
●行き方: イサーン(東北タイ)の北端ノーンカーイへはバンコク中央駅から列車でそのまま行ってもいい。バスはバンコクの北バスターミナル(モーチット)から出ている。空路はバンコクからノーンカーイ手前のウドーン・ターニー空港までの運行がある。ウドーン・ターニーのバスターミナルからもヴィエン・チャンまでの直行バスが出ている。

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