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アジアの風だより 第119話

豪雨に気をつけたい季節

時は9月。季節は雨季の終わりです。5月ごろから始まったタイの雨季も終盤にさしかかりました。本格的に明けるのはまだ先ですが、その前の9月から10月にかけては全土でもっとも降雨量が多くなる時期です。

2015年の今年は雨が降らず、水不足や干ばつが心配されましたが、とりあえずその心配は回避されたようです。それでもなんとなく雨の量は少ないですね。そう思う理由は洪水のニュースをあまり聞かないからかもしれません。

洪水はもはやタイの年中行事です。これだけ毎年どこかの町や村が水びたしになるにもかかわらず、本格的な対策は行われていません。日本も年中、どこかの山で崖崩れが起こっているような気もしますが、それと同じなのでしょうか。アチラが沈めばコチラも沈むと、そんな話題が繰り返されるのがタイのこの時期の常なのです。

それが今年は、あまり聞くことがありません。もっとも地盤の高いところでも海抜2メートルあるかないかという首都バンコクでさえ、今年はほとんど水が出ていません。もっともたとえ出ていたとしても、あたりまえすぎてニュースにならないだけかもしれませんが……。

そんなことはさておいて、雨季の終わりの話です。この時期は一日に何度か、あるいは数日に渡ってまとまった雨が降ります。降っているのは1時間ほどなので、雨宿りしていればそのうちにやんでくれます。これがやまなくなったら雨季終了の合図です。まるで花火大会の最後に打ち上げる特大の一発のような雨が盛大に降り続き、その年の雨季が終わります。

その日はだいたいローイ・クラトンの前あたりと決まっています。そこで今年のローイ・クラトンはというと……年末にもほど近い11月25日がその日のようですね。ローイ・クラトンの日は陰暦で計算されますが、今年はかなり遅めです。雨季もそこまで続くのでしょうか。

はっきりしたことはわかりませんが、とりあえず今月のタイ旅行は、雨具なしには安心できません。バッグの中には傘や合羽を忘れなく入れて出かけるようにしてください。

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●国名: タイ
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