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アジアの風だより 第173話

警戒が続く新型コロナウイルス

今月も話題はやはり新型コロナウイルス、COVID-19に尽きます。感染が拡大している日本は当然ですが、タイを含めた東南アジア各国でも大きなニュースで扱われています。

しかしながら、タイでは感染は拡大していません。患者は見つかっていますが、広がる様子は見られません。水際対策がしっかりしているのもありますが、すでに寒期を終えて夏に差し掛かっている関係で気温が高く、また湿度も上昇しているためウイルスが活動しにくくなっているのではという声も聞かれます。それでも引き続き警戒と用心は必要です。

水際対策として、タイではスワンナプームとドンムアンの両国際空港にサーモセンサーを設置して感染者の発見に努めています。簡単に言うと、発熱している入国者を検査しています。

タイでは、日本を含めた感染拡大国からの入国者には少なくとも14日間の自己観察を行うよう要請しています。平たく言うと、自主的な隔離をしてほしいということで、法的な強制力はありません。ただし、体温が基準値を超えていた場合は入国が許可されず、隔離されるかそのまま強制帰国となります。

タイ国内のホテルで日本人が宿泊拒否にあったという噂も聞きますが、実際にそのような態度をとっているホテルの名前は明らかになっていません。風紀の顕著な乱れや清潔感など、別の理由で拒否された可能性もあります。

ベトナムは厳しく、感染拡大国からの入国者には徹底的に目を光らせています。3月1日現在の情報では、中国、韓国、イタリアもイランからの入国者に対して医療申告と医療検疫の義務を課しています。具体的にはホテルや医療機関での強制滞在(隔離)です。現時点では日本は対象国になっていませんが、日本人でも日本から韓国経由で入国した場合、この措置を適用されますので注意が必要です。

カンボジアはフン・セン首相による中国への忖度により、入国制限は行われていません。新型コロナウイルスなどは存在しないことになっており、自由に出入りすることができます。

ラオスは、現時点では新型コロナウイルス感染例の報告は出ていません。

タイは以前から大気汚染が深刻化しています。その関係で、おもに都心部でマスクが必携となっており、かなりの備蓄があったようです。現在は感染国向けの輸出でひと儲けしようとした輩によって買い占められ、品薄状態になっていますが、それでも完全に在庫が切れているわけではないようで、探せば高い確率で手に入ります。鼻と口をふさぐ程度のマスクでいいのなら、いまでも普通に買うことができます。

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●国名:タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス

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