| アジアの風だより 第244話 |
2026年の2月はイベントの目白押し
2026年も2月に入りました。行きすぎた円安もそろそろ安止まりか……という感じで日本人旅行者も目立つ今日このごろ。ただ実際は円安バーツ高に関係なくタイに入国する日本人は多く、2025年の合計は109万人超と国別ランキングで6位に入る記録を作っています。来る人はなにがあっても来るということでしょうか。本物の旅好きやタイ好きは「いつかまた円高になったら……」と夢想する前に出発しているようです。
それはさておいて2月ですが、慣れた旅行者は航空券やホテルの高い年末年始を避け、2月から3月にかけて海外に出ます。2月のタイでの最初のイベントは総選挙で、最初の週末が投開票日にあたります。奇しくも2月8日は日本で第51回衆議院議員総選挙が行われますが、タイでは同じ日に下院議員の総選挙となります。
外国人には選挙権がないので関係がないと言いたいところですが、タイでは選挙前日の18時から翌日投票日の18時まで酒類の販売と提供が禁止されます。これを受けてバーやクラブなどアルコール類を中心に販売する店が臨時休業を余儀なくされます。レストランや食堂での提供もできません。部屋で呑むのはかまいませんが、同時間帯はスーパーやコンビニでも販売中止となりますので買えません。タイに到着して直後に「冷たいのを一杯!」と思っていると悲惨なことになりますので、そこは覚悟を決めておきましょう。
続くのは翌週のバレンタインデーですが、これは日本と同じでただの楽しいイベントです。特別な行事はありません。
その翌週は春節です。旧暦の元旦で、いわゆる中国正月と呼ばれる日が来ます。中国では人民大移動となりますが、最近の同国ではタイではなくベトナムが人気となっているらしく、以前ほど多くは押しかけてきません。また今年は昨年末にシリキット王太后が亡くなられた関係で、チャイナタウンなどでの春節祝賀行事は自粛または縮小されると聞いています。爆竹が派手に鳴らされたり明るい音楽が大音量で流れる特有のにぎやかさは全国的にないものと思われます。
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●国名: タイ
タイからはじめるバックパッカー入門 藤井伸二 著









