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アジアの風だより 第26話

ひまわりを見に行く

ひまわりを見に、タイ中部ロッブリー県まで行ってきました。ロッブリー県の南部では、雨期開けのこの時期に、栽培しているひまわりの花が満開になるのです。

ひまわりは、たぶん種の油をとるために栽培されているのでしょうが、そのためだけではもったいないと思うのか、この地のあちこちの畑が一般に開放され、観光と記念写真の場として提供されています。入園料は、どこも5バーツより10バーツで、あとは写真の撮り放題。花がほしい人には持ち帰り用に切ってくれますし、お菓子代わりに種を食べたい人は袋に詰めて分けてもらえます。ひまわりの種は、最近の人はなじみがないかもしれませんが、昔は日本でもよく食べられていました。絞れば良質な油が取れるほどだから種の中身はまったりとしてなかなかの食べごたえがあり、天日で干して塩をまぶせば立派なスナック菓子のできあがり。ひまわりの種は、タイではスーパーマーケットやコンビニでも袋に入れて売られている、とても一般的なお手軽スナックです。ものは試しで、ぽりぽり食べてみるのはどうでしょうか。

それはさておいてひまわりですが、まさに満開の全開状態といったところ。観光用の地図を広げてみると、ロッブリーの南にはちゃんと「ひまわりの花畑」と記載されていますが、そのあたりはまさに一面の花畑。幸せの黄色いハンカチならぬ黄色い花で埋め尽くされ、まったく気の狂わんばかりの様子になっています。その圧倒的な眺めは感心するしかないほどで、いつかは枯れてしまうのが信じられないほど元気に咲き誇っています。

12月は、日本では真冬ですが、タイではまさに初夏の気候となります。ロッブリーの畑に咲く夏の名物ひまわりもまた、12月のタイを彩る風物詩なのです。