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アジアの風だより 第59話

チェンラーイの町

チェンラーイはタイでもっとも北に位置している県です。有名な観光都市チェンマイの先にあり、北端ではミャンマーとラオスの二カ国と国境を接しています。

タイ、ミャンマー、ラオスの三国が接する最北端の地にはメコン川が流れていて、俗に"ゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)"と呼ばれる名所になっています。ここはかつては阿片の産地としての悪評で名高い場所でしたが、現在は景色のいい観光地として国内外を問わず旅行者を集めています。

県都は同じチェンラーイ(*)で、13世紀のなかばにこの一帯を統治していたメンラーイ王によって開かれました。バンコクのワット・プラケオに奉られているエメラルド仏が安置されていたこともある歴史ある町ですが、支配者である王たちが都をどんどん南に下げていったため、都市が拡大することはありませんでした。

バンコクが首都となった現代では遠い北部の一都市として扱われていますが、中国と連携したメコン川貿易の拠点として新たに開発が始まり、中国人を意識した漢字の看板が目に付くようになりました。川を下ってやってる中国商人や観光客もずいぶんと増えたようです。

ただし、元が小さな町なので、バンコクはもちろんチェンマイなどとも比較になりません。どちらかといえば静かさのほうが勝る田舎の風情です。

繁華街の規模は大きくなく、だいたいの見どころは歩いて回ることができます。満足できなければトゥクトゥクなどをチャーターして郊外に出てみましょう。市街を流れるコック川の上流には山岳民族の村やたくさんの象が飼われているエレファントキャンプがあります。また南には地元の有名芸術家がデザインした白亜の仏教寺院ワット・ローンクンがあり、新しい見どころとして注目されています。

チェンマイが俗っぽいと感じたなら、そこからバスで3時間の小都市チェンラーイまで行ってみてください。この町ののどかさこそ、みなさんが求められているものかもしれません。

*タイは県名と県都がすべて同じ。

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●国名: タイランド
●県名: チェンラーイ
- 行き方 -
バンコクのスワンナプーム空港から直行便が飛んでいる。バスはモーチットの北バスターミナルからエアコンバスで約13時間。鉄路の場合は北の終点チェンマイまで行き、そこからバスに乗り換える。
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