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アジアの風だより 第89話

ベトナムの首都 ハノイ

年末年始にベトナムの首都ハノイに行ってきました。感想はといえば……寒い! 日本も寒いですが、ここハノイもかなり寒い! それも当然、気温を確認したら、日中の最高気温で15度でした。ホテルで目覚めたときの朝の室内温度が10度です。東南アジアの国だから薄着で十分などとは、とても言えません。

ベトナムは南北に細長い国で、ハノイは北にあります。南部の大都市ホー・チ・ミン・シティはタイの首都バンコクと似たような気候で、気温は高め。北のハノイも気温は上がりますが、乾季は冬のように寒くなります。

ハノイの気候の特徴は、一年をとおして湿度が非常に高いこと。このため雨季は非常に蒸し暑く、乾季はじっとりと冷えます。日本でいえば北日本の日本海側のような季候で、不快指数の高さに体調を崩してしまう外国人も多いようです。

防寒対策をせずに乾季のハノイにやってきたら、この街の底冷えに震え上がることは確実でしょう。そんな油断した外国人旅行者をよく見かけますが、急いで市場に行ってジャンパーなり毛糸の帽子を買い込まないと、陽が落ちたらホテルから外には出られなくなってしまうはずです。

いま「陽が落ちたら」と書きましたが、これも微妙なところです。というには、乾季=冬のハノイにはほとんど陽の光が差しません。空は一日中どんよりと曇っていて、太陽は形どころかその位置さえよくわからないほどです。雨はほとんど降りませんが、すっきりしない空模様が何ヶ月も続きます。ハノイを含む北部の人は南部の人たちより暗くて陰気だとよく言われますが、こんな季候で暮らしていれば、明るい気持ちにはなれないでしょう。

しかし、最近は経済が好調です。人々の服装も以前とは考えられないほど明るく現代的になり、都会化しています。陰気な季候は長く続きますが、時代に合わせ、街の雰囲気は少しずつ変わっているようです。

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●国名: ベトナム
●都市名: ハノイ
●行き方:
日本やタイから空路の直行便が出ている。ベトナム国内の主要都市とも空路で結ばれている。国内の陸路はバスと鉄道で結ばれている。