イスタンブールの見どころ

ベリーダンス(BELLY DANCE)

時は紀元前までも遡り、エジプトの壁画に類似の型を取るダンサーが描かれ、脈々と口承によって受け継がれてきた中近東の娯楽であったダンスがイスラムでも比較的寛容なトルコで昇華し、世界でもその名を馳せるほどになりました。厳しい戒律とは裏腹の、激しく妖艶な踊りがあなたを異国情緒へといざないます。最近は日本でも習う人が増えてきたベリーダンス、是非本場の踊りと熱気を堪能し、身体がリズムを取り始めたら迷わず一緒に踊って下さいね。ダンサー達は大歓迎で迎えてくれますよ!
※弊社ツアーに含まれます

ガラタ橋 (GALATA BRIDGES)

旧市街と新市街を隔てる金角湾にかかるこの橋はいつも庶民の活気に満ちています。1845年に木製の橋が初代。その後1912年に跳ね橋、1992年に現在のものになりました。2階建ての橋で1階にはレストランやカフェ、商店があり、客寄せの大きな声が響きます。橋の上には常に釣り糸を垂れる男達ののんびり気ままな1日も。更に橋のたもとではサバサンド(*1)の屋台の煙が連絡船の黒煙に負けじと頑張っていて、イスタンブールらしい風景の1つです。
*(1グリルしたサバとバゲットの素朴なサンドイッチ、旨い!!)

エジプシャンバザール (SPICE BAZAAR)

もともとこの市場がエジプトからの貢物を集め設営されたことからこの名前で呼ばれています。土産物や絨毯なども扱うグランドバザールと趣きが異なり、『スパイスバザール』の別名に違わず、主に香辛料をはじめ食料品を扱う店舗が多い庶民的な市場の散策をお楽しみ下さい。

リュステムパシャモスク (RUSTEAM PASA MOSQUE)

このモスクの最大の特徴は商店街の2階に建てられているという事。今でも商店街店舗の賃料はモスク維持に役立てられているそうで。日常生活と荘厳な世界の調和を感じて下さい。

ボスポラスクルーズ (BOSPHORUS CRUISE)

イスタンブールをヨーロッパ側とアジア側に隔てるボスポラス海峡をめぐる小船旅で、基本ルートは海峡を北上しボスボラス第2大橋まで行って元に戻ります。金角湾に架かるガラタ橋の袂から出発し、イスタンブール新旧の街並みを眺めながらの心地良いひととき。陸路からは訪れにくいルメリ・ヒサル(*1)やアナドル・ヒサル(*2)をはじめ、白い大理石が一際まぶしい荘厳なドルマバフチェ宮殿、ヤルと呼ばれる木造の家屋、更にはイスタンブールっ子に人気のナイトクラブ、高級住宅街、ヨットハーバーなどの景色をお楽しみ頂けます。
*1(メフメット2世が1453年コンスタンティノープル戦に備え3千人を動員、僅か4ヶ月で造り上げたヨーロッパ側要塞)
*2(バヤジット1世により1390年頃造られたルメリ・ヒサルの対岸、アジア側にある要塞)
※弊社ツアーに含まれます

トプカプ宮殿 (TOPKAPI PALACE)

トプカプとは大砲を抱えた門を意味し、ボスポラス海峡,金角湾,マルマラ海の出会うところ、海上の三叉路に位置し、3大陸を制したオスマン帝国400年間において政治・文化の中心でした。現在博物館になっている宮殿の秘宝・遺産は膨大で、世界中の人々の注目を集めています。様々な建物が迷路のようにつながっている豪奢を極めた宮殿の中でスルタンと家来たちは生活し、そして長きにわたり大帝国を統治していました。宮殿の外側、第一庭園 と呼ばれるところは、樹木の生い茂る見事な庭園ですし、スルタンの多くの妻たちとその子供たちが暮らした部屋が残るハレムに、世界最大のエメラルド,トプカプの短剣,86カラットのダイヤを49個のダイヤで取り囲んだ通称『スプーン屋のダイヤモンド』などの展示で有名な宝物館など見所が凝縮されています。

アヤ・ソフア博物館 (ST.SOHIA)

コンスタンティヌス大帝によって、ギリシャ正教の総本山として4世紀に建設された教会。その後、激動の歴史変動の中で幾たびかの消失などを経て世界でも非常に珍しいキリスト教とイスラム教が混在する建造物となる。 『ビザンチン時代の最高傑作』とされ、高さ55m、幅31mのドームは、ローマのサン・ピュトロ,ロンドンのセント・ポール,ミラノのドゥオモ(大聖堂)に次ぐ大きさで、年代的には一番古い大聖堂である。

ブルーモスク (スルタンアフメットジャーミィ、BLUE MOSQUE)

アヤ・ソフィア寺院と向かいあうように建っているのが、スルタンアフメット・ジャーミィです。イスタンブールを訪れた人が必ずに立ち寄り、その美しさに驚異と畏怖さえ感じると言われ、大小のドーム&半ドーム型屋根が滝を流れ落ちる水の如く美しい流線を描き、6本の尖塔(ミナレット)が空の高みを目指すかの様にに浮かび上がる。ミナレットを6本持つジャーミィ(モスク)は世界でも珍しく、トルコを代表するイスラム寺院。通称ブルーモスクの由縁である美しい青と白のイズニックタイルによる内壁の装飾に息を呑む事でしょう。

ヒッポドローム (HIPPODROME、BLUE MOSQUE)

スブルーモスクの西側にあるローマ時代の大競技場跡。現在は異なる時代の異なる地域(エジプト,ギリシャ,ドイツ)から運ばれてきた3本のオベリスクが建つ。

地下宮殿 (UNDERGROUND CITERN)

4-6世紀の建造とされ、トルコ語の意味で『地下に沈んだ貯水池』。ビザンツからオスマン朝時代にかけ周辺地域の主要な水瓶として使われていた。全体は縦140m,横70m,高さ8m程で、コリント様式の柱(当時は336本)で支えられており、宮殿の一番奥には見たものを石にしてしまうという伝説のメ ドゥーサの顔の彫刻がある。今でも水が貯まっているとうから驚きだ。

グランドバザール (GRAND BAZAAR)

旅の楽しみの1つといえば、やはりマーケット散策。数あるマーケットの中でも最大規模を誇る、まさに『グランド』なのがこちら。昔に比べ整然とした、らしい、、のですが、それでも同じショップに戻るのは至難の業と言われる規模。散策のポイントは、とにかく一目ぼれした品を見失わないように!(後で、、だと高確率で戻れません・・)モザイクアートが美しいトルコランプや陶器類、愛らしいギョロ目のお守り「ナザール」などのお土産の他、チャイセットなど自宅で使えるトルコの品々を探してみよう!

ドルマバフチェ宮殿 (DOLMABAHÇE PALACE)

歴史に名を残すオスマン帝国末期に建てられた由緒あるこの宮殿は、イスタンブール新市街ボスポラス海峡沿いに建ち、バロック様式とオスマン建築様式の調和が見事で、現在まで迎賓館としても使用されている格式高い宮殿博物館です。その重厚かつ優美な姿を写真に収めるなら、ボスポラスクルーズのハイライトの1つとしても注目です!

タクシム広場とイスティクラル通り (TAKSIM SQUARE / ISTIKLAL AVENUE)


イスタンブール新市街の中心であり、トルコ共和国を象徴するこの広場は大きなロータリーが印象的。随一の繁華街イスティクラル通りの始点にあたり、重厚なオスマン建築に圧倒される旧市街とは異なり、ヨーロッパ建築とその軽やかな雰囲気で、市民にも旅行者にも人気のスポット。石畳の通りを行くレトロな路面電車に揺られるもよし!ガラタ塔までの散策を楽しむもよし!! 『亜欧の交差点』がここにあります。