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アジアの風だより 第236話

今年も雨季がやってきた

6月に入りました。タイは例年より早めの5月中半、15日から雨季に入っています。またタイの気象局によると2025年の今年は雨の量が例年よりも5%ほど多くなる見込みだとか。それを実証するように5月中旬から連日かなり激しく雨が降っています。降る時間帯も一定しておらず、夜中だったり朝からだったりして予測ができません。朝から夜まで一日中曇り時々雨という日もあるので雨具は常に携帯しておく必要があります。

熱帯で雨季と聞くと一時的に激しく降雨するスコールを思い浮かべるのが普通でしょうが、そのイメージは間違っていません。このあたりについてはここで何度か書いていますが、特に雨季の始まりと終わりごろにそのような傾向が強くなります。いまのタイがまさにそうで、降るときは日本で言うところのゲリラ豪雨級の勢いと降雨量になっています。

日本と違っているのはゲリラ的に予告なくいきなり襲ってくるのではなく、真っ黒な雲を伴ってはっきりと近づいてくることでしょう。ですので日中であれば空の具合を見ながらその瞬間に備えることができます。慣れてくれば雨が頭上に落ちてくる時間やその量、また上がるまでの時間も予測できるようになるでしょう。ただ雲の流れ方や雨の降り方が日本とは違っているので日本での経験はあまり役には立ちません。日本では「西の空が暗くなったら雨」とよく言われますが、タイでは雨雲のやってくる方角は毎日変わります。特に海と接している首都バンコクは空気の流れが頻繁に変わるので専門家でも判断は難しいとか。

こうなると単純に空がなんとなく暗くなってきたら予定を変更するか、雨の影響を受けない場所に早めに移動する措置を取るのが賢明です。幸いなことに、タイのスコールは日本のゲリラ豪雨と同じで数時間で収まります。雷がゴロゴロと激しく鳴り始めたら終了の合図で、30分から1時間後には雨足は弱くなるはずです。「必ず」というわけではありませんが、雨宿りのときの気休めになれば幸いです。

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●国名:タイ

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